段原 移築再生の家
Rurban history
比治山の陰により、原爆被害から奇跡的に守られた段原の家。
段原地区の都市開発によって、立ち退きが決まった中、
おばあ様の生まれ育った家を残したい想いと
私たちのヒロシマの記憶を残したい想いが賛同し、共にアクションを
おこした。
耐久性を考慮し、移築ではなく全ての部材をバラし、
再利用できるもの、新しくするものを選別、再構成を行った。
構造や建築基準も現行法に則った計画である。
広島の歴史として、
街の風景が移り変わっても、そこには変わらない住まいが残り続ける。
物件詳細
- 設計・施工
- 株式会社ラーバン
- 構造・工法
- 在来軸組工法
- 竣工
- 2000年代