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2024.02.28 | パッシブデザインコラム :パッシブデザインコラム
Passive × Energy Design 1985アワード2024 大賞
株式会社ラーバンの下田晋祐です。
2024年1月24日に、一般社団法人Forward to 1985 energy lifeが主催する、
「Passive × Energy Design 1985アワード2024」が名古屋で開催され、
ラーバンの【観音台の家】が大賞を受賞しました。
このアワードは、
小さなエネルギーで豊かに暮らすことのできる家づくりに取り組んだ全国の作品から実際にプレゼンテーションを行い、大賞、優秀賞を決定するアワードです。
評価点としては、
1.エネルギー消費量(計画内容・実測結果を合わせて)
2.温熱環境(計画内容・実測結果を合わせて)
3.パッシブデザイン
4.暖冷房計画
5.プランニング(心地よさ・暮らしやすさ)
6.持続可能性(サステナブル)
7.プレゼンテーション(発表内容)
各項目に則り採点・審査される大会です。
特別審査員は、 前真之氏<東京大学大学院 工学系研究科 准教授>と、Forward to 1985 energy lifeの理事からの講評が行われます。
全国の省エネやパッシブデザインのプロの実務者さんを前に発表することに緊張しながらも、
コンセプトから始まり、周辺環境、計画からシミュレーション、そして実測結果を発表していきました。
物件データとしては、
テーマとして、既存団地の新しい住まい提案、コミュニティー、
蓄熱による室温変化や屋上緑化による室温上昇を抑えていく試みなどを発表していきました。
又、広島の地場として、県産材利用や牡蠣殻を再利用した牡蠣殻漆喰など自然素材を活用し、地元の循環にも提案しました。
冷暖房は、全館冷暖房を試みており極寒期でも22℃程度、酷暑期で26℃くらいで推移する温熱環境を実現しながら、PVありでリアルZEHを達成を実現してます。
今回の受賞は、
住宅事例はもちろんですが、
ラーバンとして、日頃、スタッフ皆んなとコツコツとパッシブデザインや省エネな家づくりを取り組んできた結果が評価されたと思い、大変嬉しく思います。
これを機にますます小さなエネルギーで豊かに快適な住まいを広島の自然と豊かな住環境の実現に向けて頑張っていきたいです。