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2023.08.19 | パッシブデザインコラム :パッシブデザインコラム
断熱ワークショップ
パッシブデザイン住宅・パッシブリノベ・古民家再生の
自社設計・自社施工一貫体制の株式会社ラーバン 下田晋祐 です。
先日、ラーバンが所属しているForward to 1985 energy life 広島支部のワークショップへ
参加してきました。
ワークショップの内容は、既存建物に断熱補強をして温度差を体感しよう、、、です。
今回の実施する場所は広島県公衆衛生会館の事務所スペース。
既存の壁・窓の一部を新たに断熱材や内窓を取り付けて補強をDIYで行います。
前半は、参加される市民の方々に、パッシブデザインや断熱性能の向上についての
レクチャーを行いました。
既存建物は窓からの熱損失が多く、今回の建物のような古い建物は
まずは窓の断熱補強をお勧めしてます。
後半は作業の開始となります。
さっそく断熱材のカットから始まります。
カット作業が終わると次は実際に断熱材を既存壁に取り付ける作業をしていきます。
断熱補強として既存窓の内側に二重ガラスの内窓を設置して行きます。
仕上げ材の板張りを取り付けて完成しました。
最後に
既存の壁・窓に対して、新しく断熱補強をした表面温度の違いをサーモグラフィーで
確認してみると、、、、
窓は、ビフォーアフターでは、温度差が約2℃ほど差が生まれました。
壁もおおむね2℃ほどの変化が見られました。
2℃は大きいですね、、、。
天候が曇り雨の日でしたが、断熱補強をするだけで
こんなにも温度差が違うことに参加された皆さんも驚き、、。
実際にDIYで作業しながら、その場で温度変化を体感できたので
大変勉強になった一日でした。