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2022.03.18 | スタッフブログ :スタッフブログ
材料の山
パッシブデザイン住宅・パッシブリノベ・古民家再生の
自社設計・自社施工一貫体制の株式会社ラーバンの高谷です。
一般的な木造住宅ではフルプレカットが主流です。
上棟時にほぼすべての木材が加工された状態でレッカーを使って現場に搬入されます。
全体の工期も早く現場の進捗に合わせて材料を搬入するタイミングなども比較的シンプルです。
また木材の端材や廃材についても現場ではあまり多くは発生しません。
現在進行中のこちらの住宅は、RCと木造の組み合わさった建物です。
建物も大きいのですが、一般的な木造住宅と比べ
現場に搬入される材料の種類も多く、またそのボリュームも半端ないです。
材料を使用しては新たな材料の山ができる。
これの繰り返しを経て完成に近づいていきます。
作業する手順や箇所、それをふまえた上での材料置場の確保、
時に引越しのような大移動も必要です。
少し前の2階には木材の山。全て人力での搬入です。
材木屋さんが種類ごとにきれいに分けて搬入してくれています。
現在の2階には床下地用のパーチクルボードと合板の山
数百枚のこちらも全て人力での搬入です。
少し前の1階には木材とポリスチレンフォームの山。
できる限りですが、きれいに整理したいと常々こころがけ搬入しています。
現在の1階には外張り断熱用のフェノールフォームの山。
これからも充填断熱用のロックウールの山やプラスターボードの山などが
できることでしょう。
一歩一歩ですが現場は完成に向かって前進しています。