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2022.01.18 | スタッフブログ :スタッフブログ
蔵の事務所、古民家の母屋 今あるものを生かす
パッシブデザイン住宅・パッシブリノベ・古民家再生の
自社設計・自社施工一貫体制の株式会社ラーバンの後藤です。
ラーバンの事務所は蔵が改装されています。隣接している母屋も古民家で
面接で初めて訪れた時に目に入ったのは、この景色。
なんともいえない風情があり、「なんだかおもしろい会社だなー」と感じたことを覚えています。
左が事務所、右が母屋です。母屋は、上部がガラスになっていて、照明や小物が目に入ってきます。
プライバシーが保たれつつも、通路とほどよい一体感。室内からの抜け感が気持ちよさそうです。
代表・下田は「ほんとは全面ガラス張りにしたかったけど、事務方(奥様)に反対されたんだよね」
確かに。。居住空間も兼ねているなら、事務方の意見にわたしも賛成です。今の上部ガラス張りがいい着地点だと思いますよ~
こちらが母屋の外観。古民家と太陽光パネル、なかなかの好相性です。
古民家の佇まいと最新の太陽光パネル、ハイブリッドな組み合わせがラーバンらしい。
天井に竹が重ねられていました。燻されたのか、独特の雰囲気を醸し出しています。
こちらは古民家から収集したもの。市場では「錆竹(さびたけ)」という名称で売り出されています。
茶室などで使われ、購入するとなかなかのお値段だそう。
確かに、人為的にこの表情を出すとなったら。。。すごい手間になりそうです。
「捨てるとゴミになるけど、いつか何かに使えるかもと思って、置いてるんよ」と代表。
素材に愛情とこだわりを持っているのが伝わってきました。
この竹がどう活用される日がくるのか、わたしも楽しみです。