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2021.03.02 | パッシブデザインコラム :パッシブデザインコラム
日照シミュレーション
パッシブデザイン住宅・パッシブリノベ・古民家再生の
自社設計・自社施工一貫体制の株式会社ラーバン 赤井 です。
基本プランの打合せ資料をご紹介。
プランがある程度かたまってきたら日照の入り方を共有させてもらってます。
パッシブデザインの考え方の基本として冬至の9時~15時に南側の窓から
室内に入ってくる日照の確認を共有します。
今回の建物は西南向きにメインの窓が配置されてます。
13時に真正面から陽が差し込んできてます。
また隣家が近いため、14時以降は影になってしまうのが分かりますか。
また吹抜を設けることで日照にどのように影響を及ぼすのかも確認してもらえます。
下の画像は冬至の12時で赤で囲ったところが吹抜の窓から差し込む直接光です。
下の画像は夏至の12時で赤の破線で囲ったところは冬至に窓から陽が差し込んでいた位置です。
夏は庇で日差しを遮ってあげる工夫も必要で、どれくらいの庇を出すか等も
このシミュレーションで確認します。
窓の大きさ、位置、ガラスの種類、庇の出、高さ、全てに意味があるのがパッシブデザインです。
あとはそれをどう感じのいいデザインにできるかを考えるのが力の見せどころでしょうか!
また、陽当りのいい家=室温の安定=省エネの家に繋がります。
詳しくは毎月最終日曜日に行っていますパッシブセミナーにてお話させて頂いてます。
ご興味のある方はお気軽にご参加ください。