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2021.02.12 | パッシブデザインコラム :パッシブデザインコラム
本質改善型古民家リノベ
パッシブデザイン住宅・パッシブリノベ・古民家再生の
自社設計・自社施工一貫体制の株式会社ラーバンの高谷です。
先日、昨年暮れに受賞いたしました
「リノベーションオブザイヤー 最優秀賞」について
リノベーション協議会広島部会にて発表させていただく
機会がありました。
古民家リノベにおけるパッシブデザインを基本とした
6つのポイントを、
どのように計画をたてどのように工事したかをふまえ
発表させていただきました。
ポイント1 古民家の中に「断熱パッシブエリア」を決める
ポイント2 断熱改修を行うことで冬10度の差
設計段階で室内温度をシミュレーションする
ポイント3 太陽の日射取得による室内温度の向上
ポイント4 自然素材の蓄熱性を活かす:
土壁・珪藻土・古材・タイルの活用
ポイント5 様々な小窓を通して、通風の利用
ポイント6 暖房計画:床下エアコン1台でエリア全体を温める
新築とは違い古民家のパッシブリノベの課題解決の難しい部分も
この物件を通して発見でき今後の課題も多くありましたが、
本質改善型のリノベとして断熱性能向上とパッシブデザインの
重要性を改めて感じました。
またこの発表を通してそれらをみなさまに少しでもお伝えできて
いればうれしいなと思います。