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2020.11.12 | スタッフブログ :スタッフブログ
古民家リノベ「古いこと・新しいこと」
今回は古民家リノベで相性のよい素材をご紹介させていただこうと思います。
もちろん新築住宅に使用してもカッコイイです。
まずは外壁材です。
杉板の表面を焼き炭化させることで外装材としての耐久性を向上させた焼き杉板。
炭化させることで防虫効果も高まるそうです。
昔から瀬戸内地方ではよく使われている伝統的な素材でもあります。
地域に根ざした素材で和風の家にも和モダンな家にも相性がよく
ラーバンでは以前からこの焼杉板を外壁にご提案させていただくことも多いです。
続いては玄関土間の洗い出し仕上げです。
こちらは大磯砂利での洗い出し仕上げとしています。
種石とモルタルを混ぜて塗り、硬化する前に水で洗い流して仕上げます。
無垢の木や土壁と非常に相性がよく落ち着いた質感のある仕上げとなりました。
最後に、古い建物には現在では作られていない模様のあるガラスがよく使われています。
建具自体は傷んでいる場合が多いのですが、ガラスは再利用可能な素材でもあり、
新しく製作した建具にはめ込むことで、レトロな窓が完成しました。
古いことと新しいことが融合して古民家は再び生まれかわってくれます。