内子町散策②-和蝋燭 「六代目 大森太郎」
木蝋で栄えた内子町は、生蝋を漂白した白蝋生産が主だったようですが、
生蝋を使ってつくる和蝋燭→「大森和蝋燭屋」があります。
江戸時代から続くお店で、愛媛県では唯一だそうです。
和蝋燭産地としては愛知、京都、滋賀などがあり、お寺で使われてますね。
和蝋燭は、熱い蝋を和紙、い草の髄、真綿でできている芯になすりつけて回す。
それを何回も繰り返し大きくしていきます。
6代目の背中を見ながら、この彼が7代目を継いでいくのでしょうね。
やはり家内工業です。しっかり者の女将が店を仕切ってます。
店を継続していく上でのまさしく内助の功ですよね。
よくわかる!よくわかります(笑)
手作り和蝋燭はススが少なく、炎が大きく蝋がたれずに燃え、
長持ちするのが特徴ですが、
何といってもゆらぐ炎に癒されますね。
コメント
和蝋燭も素敵ですが、蝋燭の背後にまるで竹中大工道具館の什器のような素晴らしいものが!
これはtakakoさんのご自宅のものですか?
内助の功に触れずじまいでごめんなさい(笑)
匠はtakakoさんのことを大事に思ってらっしゃるのは、よーく伝わってますよ。
2017年9月13日 12:38 PM itatchi
itatchiさん
コメントありがとうございます。
>竹中大工道具館の什器のような素晴らしい・・・
お褒め頂きありがとうございます。
亡くなった義父の竹細工なんですよ。
今度、火をつけた蝋燭をアップせねばなりませんね!
内助の功、自分で言ってるうちは「功を為さず」でしょうね(笑)
2017年9月13日 9:06 PM takako
およそ20年も前になるでしょうか?
内子の近くで「家族会」がありまして、
和蠟燭のお店に行ったことがありました。
おそらく先代さんの時代かと思います。
溶けた熱い蝋を掌で擦り付けての仕事に感動したこと
懐かしく思い出しています。
その時、買い求めた和蝋燭が数本!
灯される時を待っておりますが、
勿体なくて・・・(貧乏性で~す)
2017年9月13日 10:02 PM yuufuren
yuufurenさん
コメントありがとうございます。
わが家も以前、主人がお土産に買って帰ってくれたのですが、
決してお安い物ではないので大事にしまっておりました。。。同じく貧乏性です 笑
お客さまが集まる機会があり、点けてみた時の感動ったら!!
今回は必ず買って帰ろうと思ってました。
はぜの実、芯の材料になる和紙、い草、真綿と
考えてみると和蝋燭は全て植物からできている優しいものですね。
ブログにお訪ね頂いたこの機にぜひ炎のゆらぎをお楽しみください。
yuufurenさんのブログを拝見した勝手なイメージですが(__)
よくお似合いになると思います。
2017年9月14日 10:42 AM takako
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