向田邦子33回忌
向田邦子さんが飛行機事故で亡くなってから早いもので、33回忌です。
先月、八重洲ブックセンターで「素顔の向田邦子展」が開かれていました。
実家への帰省のついでにぜひ立寄ってみたかったが日程的に叶わず。
ちょうどNHKで彼女の魅力について取り上げていました。
「七人の孫」や「寺内貫太郎一家」」「阿修羅のごとく」など
テレビドラマの脚本はもちろん知られてますが、
私はユーモアもありながら鋭い視点で書かれた
エッセイストの彼女に魅了されます。
「夜中の薔薇」におさめられている「手袋をさがす」
気に入った手袋が見つからずひと冬を手袋なしで過ごす。
妥協した物を買っても結局は使わない。
それ以来、その妥協しない生き方をこれからも貫いて行こう
と、決めた22歳の冬を書いてます。
ちょうど同じ年頃に読み、その生きざまに衝撃を受けました。
「黒ちゃん」と呼ばれるほど黒い服と猫と美味しい料理を愛し、
人の機微に暖かい目をむけた作家だと改めて思いました。
コメント
根太が折れそうなほどあった本をほとんど処分したのですが
向田邦子さんだけは捨てられませんでした。
大好きな人です。
大きな影響を受けました。
今でも、何かにつけて手にして感動しています。
大好きな人が同じで、なんだか嬉しい私です。
2013年9月6日 8:20 AM yuufuren
yuufurenさま
うれしいコメントありがとうございます。
亡くなった後も魅了してやまない人ですね。
電子書籍が流行ってますが、彼女の作品は手に取り
何度も読み返したい作品です。
2013年9月6日 9:17 AM takako
コメントフィード
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