ムシカ復興イベントとNHK「復興を夢見た男たち」
NHK「復興を夢見た男たち」
原子爆弾投下で廃墟となった広島の復興に力をを注いだ浜井信三市長
彼を支える男たちを描いたドキュメンタリードラマでした。
復興がなかなか進まない東日本震災へ向けての
エールの意味もこめられています。
その彼らが広島再生の夢を語り合った場所が音楽喫茶「ムシカ」カ店舗。
1999年に「世界音楽祭´99オーガスト・イン・ヒロシマ」の
イベントの一環として30年代のムシカ店舗の復元に、
代表の下田が建築家の立場で参加しました。
アステールプラザの中に実寸で再現というものでした。
地元材を使おうという提案が採用され、太田川森林組合の協力のもと、
大黒柱を有志で切り出しに行ったそうです。
建物内なので重機が使えず、材の運び込みからすべて手作業でする
という大変な作業だったそうです。
中では20年代のムシカの様子を描いたアニメーションも上映されました。
解体に際し、一部の材料が現在のムシカに再利用されてます。
ドラマを観ていかにムシカが「場所」としての重要な
位置づけであったのか知る良い機会となりました。
※息子の順三さんや有志の方々が、大震災の被災地へ
被爆地からの支援として廃版になっていた元市長の著書『原爆市長』を
復刻して贈られています。私はアマゾンで購入です。
純音楽茶房ムシカは→こちら
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