大阪松竹座/市川猿之助 五月花形歌舞伎
今年になってからなかなか行けなかった歌舞伎鑑賞です。
今回は、大阪にいる息子一家の「孫子守」を兼ねたので大阪松竹座になります。
ここは歌舞伎座ほどの規模でないので、猿之助さんの宙乗りも距離感が近く、
京都の花街、宮川町から芸子さんたちも来ていて華やかな雰囲気です。
今回も猿之助さんのご贔屓筋の友人のおかげで、良いお席での鑑賞で有難いです(__)
今回は昼の観劇です。
・「戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)」
大阪の駕籠かき(中村勘九郎)と江戸の駕籠かき(中村歌昇)が実は敵同士という設定です。
舞踊が主ですが、中村歌昇さんのしなやかな踊りが素晴らしいです。
・三代猿之助四十八撰の内「金幣猿島郡」(きんのざいさるしまだいり)
宙乗りがありますが、16日で市川猿之助1000回を達成したそうです。
七彩姫を演じる女形の中村七之助の艶やかさはますます増してます。
もちろん怨念に満ちた清姫と忠文の二役を演じる猿之助は言うまでもありません。
男女双面(ふたおもて)を見せるのですが、手先の動きを男女で使い分けます。
あまりに手がきれいすぎて、武骨な男性感はやや薄い感じです。
終演後、表で腰元役などで活躍する女形の市川笑野(いちかわえみの)さんを
素早く見つけた歌舞伎通の友人が声をかけてくれ、筋書帳へサインを快く頂きました。
また機会があったら、笑野さんを探してしまいそうです(笑)
コメント
猿之助、勘九郎、七之助って、当代随一のラインナップじゃないですか!
おまけに芸子さんまで拝めて、なんと眼福な!
よい舞台をよいお席で鑑賞できて、takakoさんの人的ネットワークにいつも感嘆してます。
歌舞伎、面白いですよね!けれんみが、抜き出てます。
堅苦しいとか難しいとか思っていたら、一度見たら面白さに夢中になりました。
玉三郎なんて、きれい過ぎて「人間かっ??」とぼぉ~となりました。
こんなイベント付きなら、お孫ちゃんたちに、energy吸いとられても、大阪まで出向かれた甲斐がありましたね(笑)
2017年5月26日 8:17 AM itatchi
itatchiさん
コメントありがとうございます。
「歌舞伎」と「上の孫と二人で天王寺動物園デート♡」と楽しんで帰りました。
母親から離れ、たまに会う私と出かけられるようになった孫の成長もうれしいものです。
歌舞伎の世界って主役を張る役者さんが、どれだけの有名どころの役者と共演できるかが全てなんですね。
7月の歌舞伎座公演は、幸四郎、仁左衛門、吉右衛門の舞台に猿之助さんは呼ばれる形です。
人気役者を揃え、いかにお客さまを呼ぶかの世界なんでしょうねぇ
そう言った意味で、親や後ろ盾、お家芸を持たない中村獅童さんは大変だと思います。
そんな彼のご贔屓筋のOさんは、よく応援するといつも感心してます。
癌もごく初期で良かったです。
そんなこんなを思いながら観劇するのも楽しいものです。
機会がありましたらご一緒しましょう!(^^)!
2017年5月26日 10:58 AM takako
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