安佐南区　風景を取り込む焼杉の家

暮らしの中心は二階に広がるLDK。光と風景を存分に楽しめるよう、南側と公園に面した北西に大きな窓を設けています。

L字型の無垢材のカウンターテーブルをはじめ、料理好きの夫婦が作業しやすいように広めに設計されたキッチン、収納量に合わせた造作の収納など、ヒアリングを重ねて、ご家族の「ライフスタイル」に寄り添った空間を目指しました。

「冬は陽だまりの中で息子と昼寝をするのが幸せなんです」と奥さま。ダイニングの奥にある小上がりの畳コーナーは、お昼寝やお子さんの遊び場としてぴったりの場所。
「住んでから『こうすればよかった』という点もなく、子どもたが走り回っても大声を出しても気にせず、のびのびと育児ができそうです」

季節や時間帯によって変わる日照角度や風通しをシミュレーションを重ねて計算する「パッシブデザイン」の手法を用いた住まいは、
真冬でも日中エアコンをつけなくても大丈夫な日が多く、夏も家じゅうがエアコンひとつで涼しくなるよるように設計されています。夏の西日対策として、外付けブラインドも設置。
そうした工夫を重ねて、一年を通して心地よい、ストレスフリーな室内環境が保たれています。

また、洗面室を兼ねたランドリールームは室内干し用のアイアンバーを設置。洗濯・干す・たたむ・収納がここで完結できます。小さなお子様が二人おられるご家族。「暮らしをスムーズにまわす」ことも重視し、動線計画や玄関収納にも反映させました。

「自分たちの一番こだわっているところにフィットしていたのがラーバン」というご主人。コミュニケーションを重ねて、心から満足できる、居心地の良い住まいが完成しました。