なにわ旅-③北斎展/画狂老人卍に会う
今回の旅行のもうひとつの目的
あべのハルカス美術館で開催中の→「北斎展」へ行ってきました。
「画狂老人卍」とは晩年の北斎が画号として名のったものです。
還暦以降の30年に焦点を当て、肉筆画や版画など202点にも及ぶ展示です。
90歳で没するまでひたすら描き続け、その意欲と情熱にはただただ驚くばかりです。
平日の午後ならそう混雑はないだろうと思った私は甘かった!
NHK大阪も主催のひとつに入っているせいか、
特集ドラマや番組での宣伝も半端なく、その影響か?すごいことになってました。
入場するまでこんなハイビジョン映像を流してますが、
繰り返し何度見たことでしょう(笑)
入場してからも、イヤフォン音声ガイドを借りるにも15分待ちです。
場内撮影禁止ですのでインターネットからの画像です↓
浮世絵のサイズは小さく、細かい描写なので、のぞき込むように鑑賞します。
見学者の列が全く進まないわけですね。
そうは言いながら、肉眼で見る迫力、繊細さは見事です。
これらは88歳から亡くなる90歳までに描かれた肉筆画です。
印の「百」が「せめてあと五年生きられたなら本物の画工になれたであろう」と
言い残した北斎の気持ちを表わしているようです。
絵に酔い、人にも酔った3時間でした。
コメント
先日、NHKで北斎の波の描写について特集していた番組を見ました。この波頭はカメラで5千分の一のシャッタースピードでしか捉えられないのだそうで・・、それを聞くだけで北斎の天才的な才能を感じます。私も11月に入ったら行ってみたいと思いますが・・・この人混み覚悟で臨みます、笑
いつか長野の北斎館にも行ってみたくなりました~(*´з`)
2017年10月22日 5:16 PM くりちゃん
くりちゃん
コメントありがとうございます。
これだけの北斎の作品数を見られる機会はなかなかないでしょうねぇ
平日の夕方からはいかがでしょうか?
並んだ前の女性の香水に気分が悪くなりました。
体調は整えて行ってくださいね(笑)
小布施町は、町づくりも盛んでとても素敵な町だそうです(主人情報!)
今回は祭屋台の色鮮やかな天井絵も展示されてましたよ。
2017年10月22日 10:45 PM takako
海外でも「グレートウエーブ」大人気だと耳にします。
この構図、筆致。画力だけでなく、デザインセンスも卓越してますね。
そっか、もともとが浮世絵だから、サイズが小さいのか。
それだと、なかなか列が進まないのもどうり。
スメルハラスメントにもあわれたようで、お疲れさまでした。
苦労してでも見た甲斐があった展覧会でしたね。
2017年10月23日 8:29 AM itatchi
itatchiさん
コメントありがとうございます。
神奈川沖浪裏や富嶽三十六景などは、ほぼB4サイズ?かな?
A3までの大きさがなかったように思います。
掛け軸のものは大きいのですが、あの繊細な描写ですので、
皆さん、じっくり見てしまうので、この混雑です。
itatchiさん、今回出かけるにはなかなか難しいかな。。。
2017年10月23日 9:41 AM takako
コメントフィード
トラックバックURL: https://rurban-design.jp/sou/%e6%97%85/22293/trackback