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2021.06.03 パッシブデザインコラム :パッシブデザインコラム

住宅の燃費 「検証と見える化」スタンダードへ

パッシブデザイン住宅・パッシブリノベ・古民家再生の

自社設計・自社施工一貫体制の株式会社ラーバン 下田晋祐 です。

 

近年、地球環境やCO2削減などにより一層、環境負荷の少ない取り組みが進んでおります。

 

住宅部門では、省エネ性能の説明義務化が始まりました。

しかし、特定のレベルまでの基準値を達成させる義務化は、まだまだ時間がかかりそうです。

 

ラーバンの家づくりでは、目標基準値を定め、1棟1棟シミュレーションへ。

エネルギーをなるべく使わず、明るく・快適に過ごすための家づくりを行なっています。

そして住みてにとって、分かりやすく「見える化」の提案が大切だと考えてます。

 

 

先日、住宅の「検証と見える化」がより一層、詳しくシミュレーションできるための

セミナーへ参加してきました。

 

 

 

「設定が大事」

家庭それぞれのライフスタイル、その家族に見合った設定を行います。

家族構成や暖冷房、生活する際の熱などの設定・想定が細かく決めることができます。

ワーク・ライフ・バランスに寄り添った計画できること・リアルに反映できることが素晴らしいと思いました。

 

 

 

 

 

 

「1棟毎にエネルギー負荷の計算」

次に、エネルギーの負荷を検証します。

冷暖房・家電はもちろん、冬、夏による室内外の熱の出入りを考慮して、エネルギーの負荷を

計算します。

ここではパッシブデザイン手法に寄り添った家づくり計画が重要となります。

 

 

 

 

 

 

 

「計画段階で家の中の室内温度が想定できる」

 

室内温度も部屋毎に「見える化」されます。

冬のヒートショックや夏の熱中症など室内の温度が事前に検証できるので安心。

NGが出た場合は、解決策を設計の段階で改善・工夫ができるのも重要だと思います。

どれだけの冷暖房が必要か、部屋間の温度差がどのように変化しているかなど知ることができます。

 

 

 

「光熱費も大事」

そして年間の光熱費やエネルギー消費(燃費)が算出されます。

一般的な新築住宅と今回の提案した住宅との「室温・省エネ・光熱費」が比較することができます。

もちろん明るさや風通しなども検証していきます。

 

 

住宅の燃費 「検証と見える化」スタンダードへ。

 

お家は周辺環境や家族のライフスタイルによって1棟1棟違います。

お家を建てる前、設計の計画段階から「検証と見える化」を住み手と一緒に考えて、最適解を提案することが大事だと私たちラーバンは思ってます。

それにより、住みても長く安心して快適に住み続け、地球環境へ負荷の少ない住まいができると思っております。

これからお家を建てる方、ぜひマイホームの「検証と見える化」を検討をしてみてください。

 

 

 

 

 

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