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2021.04.27 | パッシブデザインコラム :パッシブデザインコラム
Forward to 1985 事例発表
パッシブデザイン住宅・パッシブリノベ・古民家再生の
自社設計・自社施工一貫体制の株式会社ラーバン 下田晋祐 です。
先日、Forward to 1985 にて、
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2020 部門別最優秀賞受賞した「OLD &NEW 古くて新しい古民家のカタチ」の事例発表を行いました。
Forward to 1985とは、
パッシブデザインの先駆者である野池先生が代表を務める
「住まいのつくり手と住まい手が一緒に工夫をしながら楽しく住宅のエネルギーを削減するアクション」を行っている会です。
ラーバンも広島地域拠点アドバイザーとして家づくりや普及活動をさせて頂いてます。
オンラインにて発表をさせて頂きました。
Forward to 1985に所属されているプロの方、特にパッシブデザインや温熱環境のプロフェッショナルの方々を前に発表とのことで緊張しました、、、。
内容は、築150年の古民家を「本質改善型リノベーション」という
本質的な部分(温熱環境・構造など)をしっかりと改善、そして古民家の新し
い魅力とともに次世代にきちんとバトンタッチできる提案を発表させて頂きました。
ポイントとしては、
・広い古民家をエリアを絞った断熱区画、そして室内温度の違い
・パッシブデザインでも活用する日射熱を取り込むエリア空間
・調湿性能や蓄熱性能としても期待できる自然マテリアルの活用
・暖房1台、古民家でも全体が温まる床下エアコンの採用
などなど、新築で取り込んでいる工夫をプラスして、古民家ならではの良さを活かした内容を発表しました。
プロの皆さんを前に緊張しっ放しでしたが、たいへん貴重な経験をさせて頂きました。
これからもまた発表ができるようにしっかりと取り組んでいきたいと思います。