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2017.04.13 | スタッフブログ :スタッフブログ
島根県古民家調査
こんにちは。
4月に入り各地で桜が見ごろを迎えていますが、みなさんは花見には行かれましたか?
僕は先日現場の帰りに”神原のしだれ桜”を少し眺めに行きました。
今回は天気が悪かったのが少し残念でしたが、それでも見事な咲きっぷりでした。
また晴れた日に行こうと思います。
先日、島根県の飯石郡に現地調査に行ってきました。
調査を行った建物は築90年経っていて、その間にやりかえたり補修した箇所も見受けられましたが、
それでもあらゆる箇所で90年の月日の流れを感じることができました。
こちら外観ですが、外壁は構造材が露出している真壁となっており、仕上げは土壁や漆喰塗りとなっていました。
屋根は板金となっていましたが、恐らく元々は石州瓦葺きだったではないかと思います。
こちらは玄関土間です。
昔の民家らしく、広い土間とそれに付随する広い廊下の間取りとなっています。
こちらは和室の天井廻りです。
天井は杉板の竿縁天井となっており、壁は黄大津と呼ばれる塗り壁になっています。
厚鴨居も立派ですね。
普段あまり築90年も経過している古民家を調査できる機会はないので、とても貴重な体験となりました。
今後機会があれば古民家めぐりもしてみたいなと思いました。