ラーバンのスタッフブログ

一級建築士事務所ラーバンのスタッフブログ。

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2017-08

人生フルーツ

お盆休みに、「人生フルーツ」というドキュメンタリー映画を観てきました。

樹木希林さんのナレーションで始まります。

『風が吹けば枯葉が落ちる

枯葉が落ちれば土が肥える

土が肥えれば果実がなる

こつこつゆっくり。人生、フルーツ。』

映画を観進めて行くうちに段々とこの言葉の意味が分かってきます。

建築家夫婦、津端修一さん、英子さんの物語なのですが、まさにこのご夫婦の生活を丸っとまとめた言葉だと思いました。

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かつて、修一さんは日本住宅公団の社員。戦後の無機質でありきたりの集合住宅に頭を悩ませたそうです。

ニュータウン内に雑木林を残し、風の通り道を作る。という夢の計画をするも、経済優先の時代で中々思ったような計画が進まない。

それなら、、と、修一さんはニュータウン内に土地を買い、雑木林を育て、英子さんと暮らし始めます。

そして、ここが「人生フルーツ」の舞台、津端家となるのです。

 

「できることは何でも自分で。」修一さんの言葉です。

お孫さんに「シルバニアファミリーが欲しい!」と言われれば、大きなドールハウスを全て木で作ってしまう修一さん。

 

「できること」を見つけてコツコツやれば時間はかかるが何かが見えてくる…

 

英子さんもこの言葉を受け止め、何でもご自分でやります。

家の畑ではなんと、70種類の野菜、50種類のフルーツが育てられ、英子さんの手によっておいしい料理に生まれ変わります。

ジャムだって、梅干しだって、燻製ハム(?)だって作っちゃいます。

障子の張替えももちろん自分で。

 

「できること」には、今の自分ができていること。今はできないけど時間をかけてコツコツやればできるようになること。誰かのために自分がやってあげたいと思ったこと。次の世代のために今の自分がすべきこと…。

いろんな意味が込められているのかな。

doc04565420170821195618-01(津端さんの描くご夫婦のイラスト。)

 

ご夫婦の言葉や、忙しくも丁寧な日々のやり取りなどに何度もウルっとし、何度もふふっと笑い、なんとも温かい気持ちになりました。

 

お金よりも、時間。こつこつ、ゆっくり。

是非、見て頂きたい映画です。

この記事の投稿者: fujimoto

郷の駅プロジェクトその9

川西郷の駅〜いつわの里〜 7/21オープンしました。おめでとうございます。

思えば2016年8月から設計打ち合わせを行い、2017年2月から工事着工、

7月初旬の工事完了まで設計から工事監理という立場で

約1年間私はおつきあいさせていただきました。

その間 当然ながら様々な課題がありましたが、

関係するみなさんとひとつひとつ議論し解決してきた事の積み重ねが、

先日のオープンを無事迎える事ができたことへ繋がったのだと確信致しました。

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オープン前最終準備中の店舗内の様子です。

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産直の野菜や果物などの直売所も、想像していたとおり色鮮やかに商品が並べられていました。

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午前中にはオープンセレモニーも行われました。

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オープン後は大勢のお客さんが集まり大混雑していました。

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これからがスタートかと思います。

地域の拠点、訪れたお客さんとの交流の場として

今後のご活躍を期待し応援して行きたいと思います。

この記事の投稿者: takaya

これぞ職人技!! 左官職人さん編

日々、現場を担当させて頂くと様々な職方さんと出会い、そして職人技を

見させて頂く機会が多くあります。

今回は左官職人さん編をご紹介しようと思います。

現在、進行中の改修工事ですが、玄関の一部を左官工事を行ってます。

ラーバン代表下田のこだわりでもあるのですが、

外壁の一部にアール壁のデザインを行いました。

それを左官屋さんが漆喰塗りで仕上げる作業を行ってます。

 

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微妙な曲線状な壁ですので、図面は無く、現場で曲線具合いを決めて行きました。

仕上げになると

職人さんは「ホンマしわい仕事じゃの〜」と言いつつも、腕のみせ所なのか、

いつも以上に気合いとチャレンジを楽しんでいるかのように手仕事をされてます。

しかも、今回の壁のアール具合を出すために、既製品の道具ではできないため、職人さん自身が塗り道具を作られました。

職人は「段取りと道具から始まる」と昔に教えて頂いたのを思い出しました。

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独自の道具でアールを生み出して、

仕上げは金コテで整えてます。美しい曲線ができてます。

 

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現場を担当させて頂くと、職人さんの凄さが伝わってきます。

玄関のリフォームを何気ない日常の玄関だけでなく、

ひとつひとつが様々な職方の思いを入れ込んだ手仕事と我々の設計やコンセプ

トがかさなり、形になると他にはないここだけの玄関ができることを実感しました。

お客様やご家族が玄関の完成を喜んで頂ければ幸いです。

 

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この記事の投稿者: shinsuke

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