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2016-08
最近の取り組み5
今回は住宅の省エネを考えていく上でのもう一つの柱である、一次エネルギー消費量についてまとめてみます。
一次エネルギー消費量の基準は
①暖房設備 ②冷房設備 ③換気設備 ④照明設備 ⑤給湯設備 による一次エネルギー消費量と、
太陽光発電設備等により発電されたエネルギー量から
住宅の一次エネルギー消費量(設計一次エネルギー消費量)を求め
基準となる一次エネルギー消費量(基準一次エネルギー消費量)と比較することで評価されるようです。
一次エネルギー消費量を行い計算結果として
基準一次エネルギー消費量 ≧ 設計一次エネルギー消費量 とすることで基準をクリアします。
また一次エネルギー消費量計算を行う上でこれまでにでてきたUA値やηA値も計算結果に影響を及ぼすようです。
外皮の性能とこれらの①〜⑤の設備の一次エネルギー消費量に
太陽光発電による発電量やコージェネレーションシステム(エネファーム)による発電量を算出し
ZEHの基準が達成されているか確認していく、作業が必要となります。

この記事の投稿者: takaya
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東広島市 Y様邸 古民家改修工事 その3
- 2016-08-29 (月)
- 東広島市 Y様邸 民家改修工事 | 現場レポート | 進行中プロジェクト
Y様邸改修工事の外壁は「焼き杉」を使用してます。
「焼き杉」とは、文字通りですが杉の板の表層を焼いた外装材のことです。
表層を焼く事で、炭化層が防水性を高め、劣化を防ぐ役割があります。
その役割によって昔から多くの日本建築の町並みで使用されてきました。
当時は、「防火対策」としても使用されたと考えられたそうです。
現在では、「防水性」と「通気・気密」を高めるために、壁の下地内で処理を行い、その上から焼き杉を張って行きます。
ラーバンでは少しでも炭化層を確保するため、焼き杉の種類の中でも「素焼き」タイプをセレクトします。
又、板の裏面の防蟻・防腐処理、表面の劣化・汚れ防止にコーティングの皮膜層を設けてます。
自然素材である焼き杉を少しでも永く使って頂く為の大切な作業です。
一枚一枚、丁寧に張り続けて、出来合った頃には、大工さんも真っ黒になってましたが、焼き杉の迫力に圧巻してました。
炭の素材、焼き杉は、
新建材では味わえない古民家の佇まいを感じました。

この記事の投稿者: shinsuke
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S様邸 インパクト大!なクロスのご紹介
- 2016-08-26 (金)
- 西区己斐中 S様邸 耐震改修工事
現在は内装工事が大詰めの、S様邸リフォーム。
以前インテリアの打合せで決めて頂いた壁紙(クロス)を、
内装職人さんが綺麗に貼ってくれましたので、少しご紹介。
下地のボードの継ぎ目などを、パテで埋めて平にしてから、全体の白いクロスを貼って行きます。
明るい白なので、お部屋全体がパーッと明るい雰囲気になりました。
こちらはリビングの一角にある、腰壁で仕切られたお裁縫コーナー。
奥に貼ってあるアクセントクロスが際立っています。
よく見ると、いろんな額縁が並んでいる、インパクトがあり面白いクロス。
こちらは収納の内部です。
収納は普段閉めているので見えないですが、開けるとこんなに可愛らしいことに!
寝室はお母様が一目惚れしたお花柄。
天井までお花柄〜で、目覚めもうっとりしそう。
こちらは個室。
一面にパキッとしたピンク!これも鮮やか。
1Fにはスヌーピー柄がアクセントに登場。
ポップで可愛らしい空間に♪
なかなか普段は採用されない、インパクトのあるクロスを採用されたので
スタッフも興味津々のS様邸。
完成時の写真もご紹介しますので、お楽しみに♪

この記事の投稿者: rurban
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職人懇親会
- 2016-08-24 (水)
- 未分類
お盆休みも明けて少し経ちますが、みなさん如何お過ごしでしょうか?
相変わらず暑い日が続きますので、体調を崩されないよう十分お気をつけください。
先日、日頃からお世話になっている職人さんを招いての懇親会を開催しました。
この懇親会はラーバンが定期的に開催していて、普段仕事の場ではしないような話を職人さん方とすることで親交を深め、今後の仕事にも繋げていこうという趣向があります。
今回は12名の職人さんが参加して下さり、ラーバンスタッフ5名と合わせて総勢17名の会合となりました。
参加者は大工さんをはじめ、造園・設備・建具・防水・防蟻・屋根・塗装と、様々な職種の方がご参加下さいました。
中には僕自身が初めてお会いする方もいらっしゃって、この場が顔を覚えて頂く良い機会になりました。
懇親会は2時間と短い時間ではありましたが、職人さん方と仕事以外の話をすることができた貴重な時間となりました。
次回の懇親会では、今回参加して頂いた方に加えて残念ながら今回はご参加頂けなかった方も参加して頂いて、さらに親交を深めていければと思います。

この記事の投稿者: wasaki
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大恐竜展へ行ってきました!
- 2016-08-22 (月)
- 日記
こんにちは。
ラーバンの恐竜担当(?)みきどです。
昨日の日曜日、広島県立美術館で行われている大恐竜展へ行って参りました!
エントランス吹き抜けにスピノサウルスの骨格模型が!
この骨格模型の全長は17m。ティラノサウルスよりもおおきな肉食恐竜です。
通常こういった骨格模型は屋内に展示されることが多いのですが、外の風景が見えるところに展示されると、巨大さがより分かりやすいですね!
こんなのに森の中で出会ったら、絶望しかないです。
全面ガラス張の吹き抜けの有効な活用方法だと思います。
ちなみに、スピノサウルスは、ジュラシックパークⅢに出て一気に有名になった恐竜です。
映画の中では、2足歩行をしてティラノサウルスと戦っていましたが、実際には肉食恐竜には珍しく4足歩行をし、主な餌は魚で、どちらかというとワニに近い生活をしていた恐竜だそうです。
その餌の魚(?)も体長8mもあるという、大きさの基準が何がなんだかわかりません。
乾季で水辺の餌が減るともちろん、地上の他の生き物を狩っていたようです。
その場合に餌を取り合って映画よろしく戦ったであろう恐竜はティラノサウルスではなく、カルカロドントサウルスというこれまたティラノサウルスよりもデカい肉食恐竜でした。
最近の研究では、ティラノサウルスよりも大きな肉食恐竜がうじゃうじゃいたことが分かってきてるようです。
それでもティラノサウルスが最強!と言われるのは、カルカロドントサウルスなどといった大型肉食恐竜の最終完成形だからだと思われます。
カルカロドントサウルスも図体こそはティラノサウルスよりも大きいですが、噛む力はあまり強くなく、鋭い歯で獲物を切り裂き失血死を狙うタイプでした。
まるで重戦車のような骨格がかっこいい!
トリケラトプスは初めに好きになった恐竜です。
ディノニクスは、ジュラシックパークシリーズのヴェロキラプトルのモデルの一つです。
本物のヴェロキラプトルは犬くらいの小型でしたが、名前のカッコ良さでスピルバーグ監督に採用されたという。
他には、ユタラプトルなどもモデルになったようです。
ラプトル類は、実は一番好きな恐竜です。
今回の展示では、日本の福井県で発見されたフクイラプトルの展示もありました。
日本にもラプトルがいたとは胸が熱くなります!
もう一体いれば、オーウェンごっごが出来たのに!!(ジュラシックパークヲタ)
恐竜展示の他は、恐竜餌やり体験や、発掘体験などができます。
グッズショップも充実しており、財布のひもがどこかにいってしまいした。
9/4まで広島県立美術館でやっているので興味ある方は是非行ってみてください。

この記事の投稿者: mikido
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念願の・・・
- 2016-08-19 (金)
- 日記
こんにちは。藤本です。
まだまだ暑い日が続きますね。。
お盆休みはいかが過ごされましたか?
私は京都や大阪をぷらーっと回ってきました。
一番の目的はずっと行きたかった「SOU・SOU」巡り。
みなさんSOU・SOUご存知でしょうか?
パナソニックやユニクロなど様々な会社ともコラボしているのでご存知の方も多いかと。
SOU・SOUはオリジナルのテキスタイルを作成して、足袋、服、カバン、手ぬぐいなどを売っている京都が本店のお店です。
2002年に脇阪克二さん(テキスタイルデザイナー)、 辻村久信さん(建築家)、若林剛之さん(プロデューサー)によって設立されたようです。
足袋屋さん、和服屋さんなど計9店舗あり、それらが集結しているのが京都の中之町なんです。
1年ほど前にSOU・SOUのことを知り、ずっと行きたくてうずうずしていました。
1年越しの夢が叶いました^^笑
大通りから一歩奥に入ったところにあって、特に足袋屋さんのファサードなど凝っていてさすがおしゃれ!
SOU・SOUを見つけるなりテンション上がって、まずはぶわぁーっと全部の店を回りました。
それから、お土産や自分の物を買うのにそれぞれのお店を行ったり来たり何往復したことやら。笑
4時間くらいうろうろしてたかも?!
たくさん可愛いデザインがあってすごい迷うんですよ。
案の定いろいろ買ってしまいました。
あ、ちなみに私のお気に入りのテキスタイルデザインはトマト、きゅうりなどの野菜シリーズです!
他にねぎやかぼちゃなど12ヶ月の野菜のデザインがあって面白いですよ。
それぞれのデザインには名前がついていて、SOU・SOUのHPからもご覧になれるので是非自分のお気に入りを見つけてみてください^^
↓お店こんな感じです!
地下足袋のお店「SOU・SOU足袋」
手ぬぐいのお店「SOU・SOU伊勢木綿」
↑パナソニックとのコラボした照明
子供服のお店「SOU・SOUわらべぎ」
茶席「SOU・SOU在釜」
他に、和服のお店「SOU・SOU着衣」、紳士衣装のお店「SOU・SOU傾衣」、
袋物のお店「SOU・SOU布袋」、染織りのお店「SOU・SOU染めおり」、
サイクリング&デイリーウェアのお店「SOU・SOU le coq sportif」があります。
お土産にもピッタリですよ。京都に行かれた際にはぜひ!!
毎日ホームページ見ていたらお得な情報ゲットできるかも^^!
SOU・SOUホームページ http://www.sousou.co.jp

この記事の投稿者: fujimoto
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最近の取り組み4
今回は前回に続きもう一つ重要な基準値であるηA値について整理してみたいと思います。
ηA値とは平均日射熱取得率という専門用語のことで、こちらも建物の外皮計算を行うことで算出できます。
冷房期と暖房期の2つがありますが、省エネ基準では冷房期の平均日射熱取得率の基準が定められています。
冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)[W/㎡k] = 冷房期の日射熱取得量 mc[W/(W/m2)] / 外皮等面積の合計 ΣA[㎡] ×100
数式としては上記のようになります。
ηA値の数値が小さいほど日射が入りづらく冷房効率が高くなり、建物の省エネルギー性能が高いことを示します。
現在の省エネ基準において広島市内では、ηA値は2.8以下が基準となっています。
日射熱遮蔽型のLow-E複層ガラスを窓ガラスに採用したり、南面に庇を設置したりすることで数値は下がってきます。
冬場は室内に日射熱を多く取り入れ、夏場はできるだけ日射熱を遮るように
窓や窓廻りの計画ではガラスの種類を考慮したり、庇を設けたりと
パッシブデザインの考え方を取り入れた設計を行うことが省エネ住宅では重要になってきます。

この記事の投稿者: takaya
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広島県安芸郡坂町N様邸新築工事 「手形式」
- 2016-08-10 (水)
- 安芸郡坂町 N様邸 新築工事 | 現場レポート | 進行中プロジェクト
先日、坂町N様邸新築工事の「手形式」を行いました。
皆さん 初めての手形式を楽しみながら押して頂きました。
ご主人も力強く、くっきりと押して頂きました。(お見事!!)
さきほどから、Kちゃんも手形に興味津々です。
いよいよKちゃんの番です。
まわりの大人達はもうドキドキです、、、。
みなさん一斉に体制を取りながら、、、、、パァッと!
見事なかわいい手形を押せましたね、バッチリです!
家の記憶になる「家族の手形」、、、、無事に成功しました。
暑い中、みなさん、ありがとうございました。

この記事の投稿者: shinsuke
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夏休み〜in苗場
- 2016-08-08 (月)
- 日記
こんにちは。
先日のことですが、お休みを頂いて夏休みを満喫してまいりました。
広島から新幹線を乗り継いで約6時間…向かった先は。
フジロックフェスティバル2016 in 苗場(新潟)です!!
越後湯沢駅に降り立ったら、駅はすでにお祭り騒ぎ。
年に一度の大集客に、駅全体(町全体?)が歓迎ムードのようです。
会場のある苗場スキー場まではシャトルバスで約40分。
バスに乗るための行列に並びますが、乗車してからも会場までは大渋滞・・・
バスを降りてからは、炎天下のなか30分程歩いて会場を目指す。
会場に向かうだけで、一体何時間かかっているのか… まだ入場すらしていないのに、汗だくのびっちょびちょ。
そしてやっと入場ゲートが見えて来た!
やばい、もうすでにこの時点で 来年も来たくなっている…!!!
フジロックは今年開催20周年とあって、この日だけで4万人の来場者だったそう。
もう、大大大大混雑!
うっかりトイレに行きたくなっても1時間以上並びます…
子連れにとっては生きるか死ぬかの大サバイバル!
フジは出店のご飯が美味しいことでも有名。通称「フェス飯」。
このプレートのカレーもチキンもすごく美味しかった。
世界各国のフェス飯と充実したお酒、これだけでも十分楽しめるってもんです!
広〜い会場内にはステージがたくさん。
左は一番大きなグリーンステージ。(画像は公式HPより。)
前方はスタンディングエリア、後方は芝生エリアでチェアを広げてのんびり観られます。
奥地にもたくさんのステージがあり。
子どもが楽しめるエリアがあったり。
日本最長のゴンドラに乗って、山頂でも演奏をやっているみたいです。(ゴンドラ行列のため断念)
暑かったというか熱すぎたので、子ども達はひたすら川で水遊び。
山からの湧き水なのですんごい冷たい水でした。
※ 公式HPより ドローンで撮影。
↑この日のヘッドライナー演奏中の様子です。
ステージって、アーティストはもちろんですが
ものすごく沢山の人たちがそれぞれプロフェッショナルな仕事をして出来上がってるんですね。
設営とか、音響とか照明とか、舞台専門の大工さん的な人もいます。
そういうものの集大成に、すごく感動しますね。
建築とか、どんな職種にも通じるものがあると思います。
この日のヘッドライナーはレッドホットチリペッパーズ。
第一回目のフジに彼らが出演し伝説となった1997年。
そして今年20周年を迎える節目に最終日のヘッドライナーを飾るというだけあって、
会場の期待も盛り上がりもフルボルテージ!
そしてまたひとつ、新たな伝説が生まれました…!!!
伝説に立ち会えたことにありがとうと言いたい。まさに感無量。
環境が過酷すぎて、見たかったものがほとんど見られず、色々悔いも残りましたが…
子どもたちも体調を崩すことなく元気に最後まで付き合ってくれ、とっても満喫できた夏休みとなりました!!
SEE YOU NEXT 2017!!
「来年のフジまでもうカウントダウンは始まっている…!」
この情熱を仕事にももちろん活かし、(笑)
来年に向けて体力作りに励みたいと思います!(わりと本気です)
以上、テンション高めの旅の思い出でした♪
もうすぐ始まるお盆休み、みなさんもしっかり楽しんでくださいね!!

この記事の投稿者: kajitani
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事務所の壁塗り作業
- 2016-08-05 (金)
- 日記
梅雨明け以降暑い日が続きますが、みなさん夏バテしないように気を付けて下さい。
先日、事務所の前蔵の外壁をスタッフ全員で塗り直しました。
塗る前の作業として、まずは既存のスイス漆喰を落とし、コンクリートの下地を出します。
次に牡蠣殻漆喰をスクリューで混ぜていきます。
この牡蠣殻漆喰は思ったより滑らかさがあり、漆喰よりも塗料に近いという印象を受けました。
次はいよいよ外壁を塗っていきます。
壁塗りはローラーと鏝を使って行います。
慣れない鏝で壁を塗るのは難しく、鏝で器用に壁を仕上げていく左官さんの凄さを身をもって感じました。
炎天下での作業でしたが、無事に壁塗りを終えることが出来ました。
是非一度、事務所の前を通って外壁の出来栄えを見て頂けたらと思います。

この記事の投稿者: wasaki
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