ラーバンのスタッフブログ

一級建築士事務所ラーバンのスタッフブログ。

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2012-05-22

遮熱による温度差実験 結果

最近、遮熱断熱材あるいは遮熱材といったものが注目されるようになってきました。住宅でもまだほとんど使われていませんが、新しい概念の断熱材です。

今までの「断熱」という概念は、夏は高い外気温が室内に入るのを防いで室内の冷やされた温度が外部に出て行くのを防ぎ、冬は室内の暖かい空気を逃がさず、寒い外気が伝わらないようにする…というものであるのに対して、
「遮熱」とは、夏の日射熱を建物の外部で遮り、室内にその影響が出ないようにすること。
太陽からの熱が屋根材や外壁を暖め、それが輻射熱となって、夜になっても室温に影響を与えていたのを少なくする効果があります。

ラーバン事務所では、作業部屋としてよく使う一部屋を遮熱シートで覆っています。

遮熱施工している部屋としていない部屋とで、実際に冬場ではどの程度の温度差が得られるのか、今年の2月〜3月の間、遮熱施工による暑さ寒さ軽減の実験として、毎日の温度差を数値で記録しました。

結果は、遮熱していない部屋に比べて遮熱した部屋の表面温度は、床:平均+1.93℃、壁:平均+3.09℃、天井:平均+3.36℃。

遮熱シートが室内の暖かい空気を逃がさないので、冬の朝でも他の部屋と比べてひんやりとした感じがやわらいでいたような印象です。

 

この記事の投稿者: rurban

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