山水園・建物編/山口湯田温泉で維新の旅④
宿泊は、建物が国登録有形文化財になっている湯田温泉→「山水園」
数千坪の敷地に客室はわずか14部屋という贅沢さです。
アンティークな雰囲気あふれるロビーから魅せられます。
すりガラスが照明を受けいい感じです。
天井、欄間などの建具が年月を経ても素敵に輝いてます。
よく手入れが行き届いており、廊下も磨き込まれてます。
無理を承知で、「浮舟の間」を見せて頂きたいとお願いしたら、
「建築に関心があられるようですのでどうぞ」と特別に見せて頂きました。
昭和二十年代増築の部屋で、京都の数寄屋師・笛吹嘉一郎の作です。
舟天井、京都北山の丸太床柱は引っかきという希少材を使用してます。
作家が籠って執筆するには最適な雰囲気です。
こちらは今夜のお部屋で、大正期のものです。
一部屋ごとに趣きの異なる和の空間です。
こじんまりと中庭に面していて、落ち着いたお部屋です。
どこもかしこも、とにかく和の建築のオンパレードで、
まさしく「the・旅館」という雰囲気満載です。
機会があれば、秋の紅葉の頃に来てみたいです。
違うお部屋のつくりにも興味津々です。
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