山水園・日本庭園編/山口湯田温泉で維新の旅③
湯田温泉なら一度泊まってみたかった旅館→「山水園」
実業家の別荘を増築して昭和11年から旅館として営業しています。
早めに到着して、明るいうちに国登録記念物になっている庭園をゆっくり散策です。
こちらに典型的な三つの日本庭園があります。
◇池泉(ちせん)回遊式庭園:大正中期
◇枯山水庭園:昭和20年代後半・庭師後藤重栄作
◇路地(茶庭):同上
いばらぎ門:庭園への入口としてつくり
二階には茶室があるそうです。
茶室:表千家残月亭の写しの本格的な茶室があります。
路地の静けさがいいですね。
萬壽亭(まんじゅてい):京都桂離宮の四つ腰掛(卍亭)の写し。
数寄屋師・笛吹嘉一郎作
庭園だけの鑑賞も事前予約でできます。
当日も可です。 10:00~15:00
料金:400円
コメント
こういう庭を見るのが大好きです。
京都で重森三玲の作庭を回ったし、三玲の生家まで行きました。
こういうお庭は、なんといっても心が落ち着きますよね。
緑以外の色が無くて、お花もほとんど無いのが、幽玄を感じる。
それにしてもたか子さんの旅はいつも博識で、感心します。
れきしやじゃない由来を知ってから訪ねると、一層趣も深いことでしょう。
2017年5月15日 9:24 PM itatchi
itatchiさん
コメントありがとうございます。
>三玲の生家まで行きました。
さすが京都通ですねぇ
残念ながら行ってないんですよ。
ただ、東福寺の市松模様の庭を見た時に、この人は伝統に囚われない
今でいう「デザイナー」だと思いました。
若い頃はこの良さが心に響きませんでしたが、この年齢になるといいですねぇ~
2017年5月15日 11:26 PM takako
コメントフィード
トラックバックURL: https://rurban-design.jp/sou/%e5%bb%ba%e7%89%a9/21080/trackback