夏も涼しい!季節を楽しむ、草屋根のある暮らし

夏も涼しい!季節を楽しむ、草屋根のある暮らし

2009年12月に完成したM様邸は、真っ白のボックス型の建物からのびる薪ストーブの煙突、そして屋根に広がる芝生の屋根…「草屋根」が特徴の健康エコ住宅。
M様ご一家がここに暮らし始めて一年半。草屋根の魅力と住みごこちをレポートさせていただきました。

屋根を外気温から守る天然のエアコン

お伺いしたのは猛暑のさなかでしたが、今年に入ってからはまだ2回ほどしか使わなかったというエアコン。
室内は扇風機の使用のみで、不思議と涼しく感じるほどでした。

また、無垢材を使った床はサラサラとした質感で、汗をかいた足で歩いたり座っても、べたつくことがないのも涼しく感じるひとつの要因かもしれないと奥様。

天井裏の温度は29℃〜30℃を保っていました。
夏は草の蒸散作用により屋内を涼しくし、冬は厳しい寒さを緩和する断熱材となる…。草屋根は天然のエアコンの役目を果たしています。

庭として楽しむ芝屋根

子供部屋からも出入りできる二階の草屋根は、子供たちにとっても格好の遊び場となっているそう。
ハーブや野菜を育てたり…ガーデニングも楽しんでおられるようでした。

近所の子供たちが通れば屋根の上から声をかける。
ちょっと変わった光景ですが、この住宅街の一角ではそういった風景はもうすっかり馴染んでいる様子。

草屋根でのインタビューの最中も家の前で遊ぶご近所の子供たちに「おかえり!」などと声をかけていたご主人。
この草屋根の家はすでにこの周辺の景観にとけ込んでいるのですね。

これからも季節とともにその表情を変え、美しい眺めをつくってくれることでしょう。

家族で少しずつ作り上げる、季節の変化を楽しむ屋根

屋上部分の草屋根の芝は、今年は暑さのためか残念ながら半分が枯れてしまったようですが、Mさんご夫婦が自分たちで探した「クラピア」という植物が代わりに植えられていました。
芝生に替わる新しい緑化植物として、いま注目されている植物だそうです。

このクラピアが屋上部分を覆うほどに成長したら、草屋根効果ももっと上がるかな。とその成長を楽しみにしているそうです。

ご夫婦で協力しあってすこしずつ作り上げる「芝屋根」。これからもこの草屋根の家はすこしずつ変化しつづけるのでしょう。共通の目標に向かって力を合わせていらっしゃるMさんご夫婦、素敵だなと感じました。